心のことも、労務のことも理解していること
メンタルヘルス問題が他の労務管理の問題と異なっているのは、目に見えない「心」のことを取り扱うからです。
目に見えないから迷う、判断がつかない…という状況が多く発生しています。
メンタルヘルス問題がこれまで心の専門家の領域とされていたのも、こういった理由からではないでしょうか。
しかし、メンタルヘルス問題に対応し、解決をしていくのは多くの場合、人事労務や総務の担当者になります。心の専門家にはわかっても担当者はどうしたらいいかわからない、そんなことも発生していたのではないでしょうか。
「休職期間が満了になり解雇せざるを得ない」、「パワハラが原因で労働者がうつ病になった」、そんな場合に大きなトラブルにならないよう就業規則や最新の裁判例を見ながらアドバイスできるのは人事労務の専門家です。
私たちは全員特定社会保険労務士として、またメンタルヘルス法務主任者として、数多くのメンタルヘルスの現場を経験してきました。人事労務のスペシャリストとしての社労士と、メンタルヘルス法務主任者としてメンタルヘルス領域の法律分野の専門性、そしてカウンセラーとしての実務経験を融合したサービスを提供しています。
私たちは複雑なメンタルヘルス問題に正しく向き合うには、心のことも、労務のことも理解したコンサルタントでなければ難しいと確信しています。
労働者の立場も、会社の立場も理解していること
一方で私たちはシニア産業カウンセラー、ハラスメント防止コンサルタントとして数多くのクライエントにカウンセリングをした経験を有しています。
カウンセラーとして受け取ったクライエントの希望と、企業の実情を考慮して、その時その場でとり得るもっとも良い対応を、様々な視点を提供し、関係者と相談しながら解決に導いてきました。
その時々で大切なことは変わります。労働者にも人事や上司にも思いがあり、それに振り回されず正しい判断をするには、私たちのような中立な立場から全体像をみることができる専門家が必要です。
数多くのメンタルヘルス案件に対応してきたこと
それぞれが、これまでの社会保険労務士、カウンセラーとしての経験の中で多くのメンタルヘルス案件を取り扱ってきました。
そのほとんどが、メンタルヘルス問題やハラスメント問題として労務問題に発展したものばかりです。
メンタルヘルス問題、ハラスメント問題を適正に対応するためには、国の出している指針や裁判例を参考にしながら正しくそして柔軟に対応することが重要です。私たちの経験は、経験が少なくお困りの担当者様のサポートになり自信にもなると考えています。
特にハラスメント問題については、メンタルヘルス問題を引き起こすことが多い他、社内での解決に多大な労力がかかる上に当事者全員が満足することはほぼ不可能です。もっとも重要で費用対効果が高い、予防対策についても提案をしていきます。
また、なによりも社労士としての得意分野、「休職規程」、「復職規程」、「リハビリ勤務制度の構築」、「心の健康づくり制度の構築」、「ハラスメント防止規定」、産業医や主治医との連携の方法や産業保健体制づくりなど、メンタルヘルスに関連するありとあらゆる制度作りを担当者と二人三脚でやってきました。
私たちは、社労士とカウンセラーの集団だからできることを、皆様に提供していきます。